人前で歌ったり話したりした時って、皆緊張すると思います。
慣れていない人なら当然だし、慣れていても緊張するものです。
緊張して頭が真っ白になって、何を歌ったかわからない・・・という場合もあるでしょう。
緊張は悪いことでしょうか?
そうではありません。
歌手ではありませんが、元テニスプレイヤー・現タレントの松岡修造さんの言葉です。
『緊張するのは、自分自身が本気になっている証拠です。僕自身、テレビ番組や講演会など、人前で話す時はかなり緊張します。
手が氷のように冷たくなります。心臓の鼓動が聞こえるときもあります。
でも、緊張している状態は嫌いではありません。身体的には良い状態だからです。
「この想いをしっかり伝えたい、この試合では絶対勝ちたい!」
そんな気持ちが強いときに緊張します。その想いがなんとなく中途半端だったら、緊張しないはずです。
緊張しているということは、それだけ自分自身の心と身体が本気になっている証です。
「緊張してきた。どうしよう」ではなく「よっしゃ!緊張してきたぞ!」と自分を応援して、喜んじゃないましょう!』
あれだけ活躍されている、松岡修造さんでも、ここまで緊張するのです。
人前で歌うことが慣れていない貴方が緊張しないわけがないのです。
しかし緊張感がなければ、カラオケボックスで歌っているのと変わりません。
カラオケボックスでは他の人はスマホを弄っていたり、次の曲を選ぶことに一生懸命であまり人の歌は聴いていません。
それは、緊張感がないからです。
歌う前に緊張するというのは、これから人前で歌うという準備が出来た状態です。
プロの歌手でも、本番前は誰でも緊張します。
慣れて緊張しなくなることがものすごく怖い
そういう方も大勢いるそうです。
当然ですよね。
プロ歌手でも緊張の感のないライブ・コンサートなんて聴くに耐えません。
実際にそういうライブを繰り返している歌手は、どんどん人気が落ちていきます。
だから趣味であっても緊張を恐れることなく
緊張が高まってきたら、身体が戦闘態勢になってきた!
そう思うようにして、その緊張のライブ感をワクワクと感じるようにしてみるのが良いのではないでしょうか。
そうは言っても、なかなか難しいですけどね(^^;